他プロセスとのメモリのやり取り

別のプログラムを"ライブラリ"として参照できると、プログラミングは楽です。しかし何らかの理由でそうできず、別の実行ファイルとして呼び出す場合があります。

そうするとすぐ直面するのが情報のやりとりをどうするかです。今回は、VirtualAllocExで作ったメモリ領域を通して実現する方法の備忘録です。

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連番の画像ファイルを動画として扱う

知らなかった・・・

C++ (cv::VideoCapture)

cv::VideCaptureにて、Cのprintfの要領でこのようにファイル名を指定すると、連番の画像ファイルを動画ストリームとして扱えます。

以下の例では、001.png, 002.png, 003.png ... を順次1フレームとして読み込んでくれます。

cv::VideoCapture capture("%03d.png");

C (CvCapture)

C APIでも同様にできます (いつのバージョンから可能だったのかはわかりません)。

auto capture = cvCreateFileCapture("%03d.png");

使いどころ

複数枚画像が必要な処理で、かつ手持ちが静止画、というケースはそこそこ多いはずです。そんな時に手間取らずすぐに処理が行えます。

例えば、OpenCV超解像(cv::superres)は複数枚の画像を要します。入力を指定するインターフェースはVideoCaptureそっくりで、(GPUを無視すると)内部実装でもVideoCaptureが使われています。そこで、このようにすると連番静止画ファイルがそのまま使えそうです。

auto frameSource = cv::superres::createFrameSource_Video("%03d.png");

auto sr = cv::superres::createSuperResolution_BTVL1();
sr->setInput(frameSource);

XcodeでiOS向けOpenCV

わたくし、ゆるやかなアンチマカーで、よってど素人なんですが、かの孫子でも「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と申します。それに携帯端末周りは以前から興味があり、知識を広げるのは悪くないと思いました。

色々あって会社からMacBookを買ってもらってしまったこともあり、始めてみることにしました。その第一歩の備忘録です。

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OpenCvSharpをつかう その22 (Dependency Walker)

NuGetでかなり状況は好転したとは思いますが、少し前まででは

OpenCvSharpを使おうと思った人の9割はP/Invokeエラーでつまづき、そのうち7割は脱落

という状態だった、きっとそう思います。

これの(Windowsにおける)特効薬がDependency Walkerです。私はこれがWindowsにおけるもっとも有用なフリーソフトと信じています。

TypeInitializationException等、よくわからない例外でこけたら、以下をお試しください。

OpenCvSharpをつかう 記事一覧

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