OpenCvSharpをつかう 記事一覧

おかげさまで好評いただいている(?)このシリーズ、かなり記事が増えてきました。
各記事にリンクを羅列するとすごく長くなってきたので、記事一覧ページを作っておきます。

または、以下からは本ブログの全てのOpenCvSharp関連記事が見られます。
http://schima.hatenablog.com/category/OpenCvSharp


その1が2009年。OpenCvSharp自体の開発は2008年夏ごろからです。まさかこんなに長年開発を続けるとは。その1のスクリーンショットを見るとVisual Studio 2008、歴史を感じます。
出るとか出ないとか噂の公式.NETバインディングに超期待。足を洗う日が来るでしょうか。


GitHubリポジトリはこちらです。皆様の温かいご支援ご協力、要するに pull request をお待ちしております!
https://github.com/shimat/opencvsharp

OpenCvSharpをつかう その20(ASP.NET MVCで使う Ajax編)

その19 に少し手を加え、Ajaxによりページ遷移なしに結果画像を表示できるようにしてみます。

完成形はこちらに置いてみました。自由に動かしてみてください。
http://notiz.flnet.org/CannyWebApp

今回は全部がASP.NET MVCの話で、OpenCvSharpの新しい話はありません。このシリーズに入れて良いのか微妙ですがご容赦ください。

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OpenCV C++/IFでボロノイ図・ドロネー図を描く

ボロノイ図・ドロネー図の作成については、大昔からOpenCV C/IFに有りました。C++には無いと思っていたのですが、少し前にいつの間にか有ることを知りました。

Cのボロノイ図まわりのAPIは、正直いまだにあまり理解していません。いまひとつ、つかみどころがない感じです。
http://opencv.jp/opencv-2svn/py/planar_subdivisions.html

しかしC++のI/Fはわりとわかりやすくなっています。これを使って、ボロノイ図・ドロネー図を描画するサンプルを残しておきます。

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OpenCvSharpをつかう その19(ASP.NET MVCで使う 入門編)

OpenCVC++ではなくC#(.NET Framework)からわざわざ利用する最大のメリットは何か。単純に言語・開発環境的な理由(書きやすいとか)を挙げる人も多いでしょうが、おそらく本質的に最も大きいのは、.NET Frameworkが持つ膨大なクラスライブラリ・周辺技術等を活用できるというところではないでしょうか。

ということで、ここらで.NET Frameworkの真価を発揮したいと思いまして、ASP.NET MVC 4でOpenCvSharpを動かしてみたいと思います。ローカルで動かすので、サーバの用意は必要ありません。

OpenCvSharpが動くことを最優先していますので、MVCのお作法などなどは、テキトーです。私もあまり慣れていないので、勉強がてら書いています。

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OpenCvSharpをつかう その18(ラベリング・改)

この度、ラベリング機能を提供するOpenCvSharp.Blobを、P/Invokeによる実装をやめ、すべてC#(マネージドコード)で実装しなおしました。これは以下の理由からです。

  • ●特にCvBlobインスタンスの取り回しが悪い。リスト側のCvBlobsが解放されるとCvBlobも解放されてしまうので、永続化しづらい。
  • ●上記に関連しメモリリークや異常終了が多発。ネイティブリソース解放周りの改善が、cvblobの実装上と難敵"GC"の兼ね合いでかなり苦しい。

変更は、2.4.5 (19 Jan., 2014)版から取り入れています。NuGetも更新済みです。
https://github.com/shimat/opencvsharp/releases

今回の変更は、出力のblobは変わらないように作ったつもりです。ただし若干APIに変更があるので、以前のコードとの互換性は失われています。より良くなったはずなのでご理解いただければと思います。
以下では、変更点を絡めながら改めて使い方を紹介します。

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