Panasonic ハリヤ (BE-ENH67) レビュー

http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENH.html

ずっと電動アシスト自転車欲しい欲しいと思って構想4年、ついに買ってしまいました。通学や散策に使おうと思ってます。今思うと、こちらとかこちらにもあるように、20ちょっとのガキんちょが乗るには過ぎたる物かなという気もします。これは「お父さん」の乗り物ですね。

今後買おうという人のために、一日乗ってみて思うところを適当に挙げていきます。自転車には全く詳しくないですし、ハリヤというよりは電動アシスト自転車全般な話になるかもしれません。

変速機あまりいらない?

ギアは7速あります。しかしほとんどずっと一番重い7のままで済みました。急な坂で3か4ぐらい。

信号待ちからのスタートダッシュがやばい

並んでいたほかの自転車をあっという間に突き放す優越感。

坂道はそれなりにやっぱり疲れる

最近の道交法改正でアシストが倍になりましたが、それでもやはり急な坂ではそれなりに頑張らないといけませんでした。傾斜数度程度の坂道なら平地とほぼ同様で、これもまた優越感に浸れます。

信号待ちではしっかりブレーキ

ちょっとペダルを踏んでしまったりすると、そのほんのわずかな動きにもアシストが加わって急発進しそうになります。注意。

ライトは電源OFF状態でも使える

三洋のエネループバイクはアシストを切るとライトも使えなくなるそうで、つまり夜はアシスト無しでは乗れないようです。ここは自転車を選ぶ際の要チェックポイントだと思います。

梱包の段ボールがデカい

これは仕方ないですが、運送屋は持っていってはくれないので、自分で何とか始末する必要があります。

充電器と電池の色が違う

充電器はママチャリ型のいわゆる普通の電動アシスト自転車と共用なせいでしょうか、白いものしか無いようなので、黒のハリヤの電池をセットするとなんか不格好です。

電池が軽い

実家にある3年ほど前の電動アシスト自転車の電池(ニッケル水素)よりはるかに軽いと感じました。1.4kgほどです。

車体もそこそこ軽い

車体も思ったよりは軽い印象を受けました。20kg弱。がんばれば3階の自室まで運ぶこともできそう。

防犯登録

実際の店で買うなら問題ないですが、ネットの通販で買う際にネックとなるのが防犯登録です。今回は発送前に店のほうでやってくれるところを探しました。やってくれないところの場合は自分で最寄りの自転車屋に行ってすることになりますが、保証書の不備などで困ったりする場合があるそうです。それに買ってもいない店で防犯登録だけ、ってちょっと申し訳ない気もします。

のんびりいこう

あまりスピードを出すとアシストが無くなって、ただの重い自転車になります。みかけはMTBでガンガン飛ばしそうな感じですが、そこは抑えて20km/hいかない位でゆったり走るのがよいと思います。

アシスト無しのとき

実家のママチャリ型の電動アシスト自転車では、平地ですらアシスト切った状態で走る気にはなりませんでした。ハリヤは車体も軽い印象で、アシストが無くても充分何とかなる感触でした。

お尻が痛い

乗り慣れていないのか、尻の肉付きが悪いのか、座り方変なのか・・・



以下のようなコースを走って、電池の残りは2/5ほどでした。函館は山の方でなくてもそれなりに起伏に富んでいますが、やはり坂といえば西部地区、今度行ってみます。
http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=100645005280885425887.000472460b35325a05336


結論、いい買い物でした。ただし、優越感と引き換えに盗難の心配が頭から離れなくなります。また、アシストがあってもやはり疲れはするので、過度な期待は禁物。充分運動になります。